みなさん、こんにちは!!
LA在住セレブコーチのようこです。
今回は、普段はメルマガだけで公開している記事を
HPのブログにもアップします。
このテーマは、私の人生最大の自己開示かもしれません。
目次
【メルマガ公開】初告白、父との確執の原点 強迫性障害の祖母との暮らし
今回の一時帰国を含めると、
両親と合計2週間弱、
一緒に過ごしたことで、
私が「父を嫌い」だと思う原因がわかり、
かなりスッキリしました。
私にとって人生の課題。
いまの人生で解決できない、とまで思っていた
「父との確執」。
時系列でお伝えしていくので
全体を読むと7〜8分くらいになります。
いわゆるこれ、家族の非常に恥ずかしい部分ですが、
勇気を持って言語化しましたので、
最後まで、読んでくれるとうれしいです。
小学校4年生から父親が嫌い
長い反抗期だとずっと思っていた
私は、父、母、兄、父方の祖父母の
6人家族で育ちました。
私が、父を嫌い、うざいと認識しはじめたのは
小学校4年生くらいから。
そこから、18歳で上京するも、
25歳くらいまで
バッチバチに父親とマジ喧嘩しており、
父との喧嘩が原因で
予定より東京に早めに戻るということも多々あり。
父と喧嘩して号泣しながら
駅に向かう私を
母親が「ようこ、電車代〜〜!」って言って
1万円を手に追いかけてくるという、、、昭和。
(で、駅にいくも、1時間に1本くらいしか
電車内から、とりあえず駅で長時間待たねばならず。。。www)
そんなこともありました。
母は喧嘩の仲裁に入るのですが、
結局はなにもできず。
父の側に立つ。
そんな、自分の意見を持たない母にも苛立ち。
「自分の意見が持てない母は不幸だ」、
とさえ思っていました。
なので、実家に帰るのは2泊3日と決め、
喧嘩やイライラを避けるため
「久しぶり感」が抜けないうちに帰るという
ことを2025年のいままで続けていました。
母が思う、「娘が長年結婚しない理由」は
精神障害の祖母との生活
父との喧嘩の理由は些細なことで、
基本的に「父が私の行動を気に食わない」というのがほとんど。
父は、小学校の教員で校長で退職。
勉強ができ、大学も新潟の国立大学なので、
新潟県をでたことがありません。
ガチガチの教員の考え方。
そのため、「価値観の違うからしょうがない」と、
思っていました。
それが今回、LA滞在中の夕食で、
たまたま過去の家族の話になり、
父と喧嘩になっていた根本には
「父への嫌悪感」があるとわかりました。
夕食でたまたま、
祖母(父の母親)の話になり、
母がこういったのです。
「陽子は、ああいう生活を見てきたから、
結婚しないんじゃないかと思ってた」
精神障害の祖母にブチキレ、
テーブルをひっくり返す祖父
母がいう「ああいう生活」とは、こういった生活でした。
うちの祖母は、一般的な人と違う生活スタイルで生きていました。
・常に昼夜逆転
・潔癖症のため、すべてのものはティッシュを1枚でカバーして触る(電気のスイッチ、スリッパなどすべて)
・洗濯は大量の漂白剤を使用するため家中臭う
・お風呂にあまり入らない、入ると数時間かかる、水を大量に使う
・トイレにはいるとやたら長い、一度にトイレットペーパーと水を大量消費
・他人のことが執拗に気になる(家の窓から道路をのぞく、友達がきていると私の部屋をのぞく、家族の封書を勝手に開けるなど)
・必ず決まった手順をふんでからでないと行動できない(電気は1度つけて消してからもう一度つける/ドア、電話などすべて同じ、トイレはドアを必ず開けっぱなしにし、大量のトイレットペーパーを床に敷いてから行うなどなど)
これはほんの一部ですが、
独自ルールで暮らしている祖母と暮らす
私たちはかなり大変でした。
単純にこんな被害が家庭に起こります。
・光熱費2倍
・祖母が臭い(夏場は特に、扇風機の風上に祖母がいると大変。私は夏休みのお昼ご飯のそうめんを息を止めながら食べたこともあります)
・やたらティッシュが廊下に落ちている
・祖母を人に見せたくないので、友達を呼びにくい
・夜中の祖母の生活音がうるさい
一番大変だったのが、月1ペースくらいで起こる
祖父と祖母の大げんか。
祖父は普段、盆栽を黙々とやる
自立した人でしたが、
目に余る祖母の行動が溜まってくると
定期的に
ブチギレます。
いきなり、大声を張り上げて、
そのあたりのものを投げつけはじめるから、
これもまた大変!!!
一番イメージしやすいのは、
プロレスの入場後、
リングで花束交換直後に、殴り合う感じ。
祖父母の喧嘩は、いつもそんな感じでした。
玄関でちり紙(四角い昔のトイレットペーパー)が
散乱したことも多々あったし、
いざ夕食を食べようと思ったら、
祖父が祖母にブチギレて、
夕食が全部のっているテーブルをひっくり返す。
ご飯を祖母に投げつけて、その残骸が、
壁や天井に張り付く、などなど。
これがまた、祖父母の体格差がそれなりにあるのに
祖母が負けないんだよね〜笑
まだ10代だった私としては、
祖父がいきなり張り上げる大声に
ドキッとすると同時に、
心臓がぎゅっと縮こまって痛くなるし、
(だからいまでも急に大声出す人は苦手)
大げんかの後始末をするのは
母と兄と私。
祖父は喧嘩の翌日、母に謝り倒すけど
祖母は、喧嘩のうっぷんを母に当たり散らす。
祖父母の血をひいている自分が嫌になり、
「あ、お母さんは血がつながってないんだ。いいなぁ」
とまで思ったこともありました。
私が、18歳で上京するまで
こんな生活をずっと見てきたのです。
「結婚生活に憧れを抱かない」というよりも、
自立しないと
「母のようになってしまう(=つらい生活から逃れられない)」
という恐怖さえありました。
上京して10年後にやっと
祖母は精神障害だったと気づく
そんな、祖母は私が20歳の時。
成人式(新潟は春行なう)の直前に、
コロッと自宅のお風呂で亡くなりました。
かけつけた消防隊の調査によると、
「お風呂気持ちいい〜」と思ったまま
意識を失う、めちゃくちゃいい死に方だったそうです。
幸せな最後でした。
私もたくさん喧嘩をしてきた宿敵とも呼べるほどの祖母でしたが、
同時にかわいがってくれたことも多々あり。
人生初の人の死との直面というのもあって、
人生で一番ショックな出来事でした。
そんな私が、「祖母は精神障害だったんだ」と気づいたのは
私が28〜30歳の頃。
健康美容雑誌の編集者をしていた時で、
いまから15年ほど前になります。
当時、うつ病が社会問題化して
メンタルヘルスに注目が集まっている時に記事を担当。
「強迫性障害」という精神障害の症状を知り、
祖母の行動すべてが当てはまっていたのに驚きました。
この時点で、父親との関係は「新潟ー東京」、
「ほぼ母を通して会話する」といういい距離感のおかげで、
喧嘩はしなくなっていました。
が、心の中で「父親のことは嫌い」がずっとある状態。
でも、この感情に祖母が関連しているとは思っていませんでした。
「父親の話」になると
勝手に大量に涙が流れる
ここ数年、私はフリーランスで働き続けるため、
自分のメンタルのことをひもとくべく、
いろんなセッションを受けてきたのですが
その時に、「父親の話」になると
勝手に大量に涙が流れるんですね。
まさに、蛇口をひねったように。
「父親に対する嫌悪感」を解消した方がいいのは
わかってたのですが、
やりかたがわかんないし、
その感情が言語化できない。
ある本を読んだ時に、
「親に対する感情は無理に今回の人生で解消しようと
しなくてもよい」、みたいなことがあったので
私も、自然に任せておこうと
思っていたのですが、
解消のタイミングが、先月急に訪れたんです。
それが、両親がLA滞在中に
母が夕食時に言ったあの言葉。
「陽子は、ああいう生活を見てきたから、
結婚しないんじゃないかと思ってた」
祖母の精神障害について
父親に直接言うことができた
母親のひとことをきかっけに
祖父母の喧嘩がいかに大変だったかという
思い出話になりました。
もはや家族としては笑い話なんだけど、
その流れで、私が父に
「おばあちゃんは精神障害だったと思うでしょ?
なんで、病院つれていくなり対処しなかったの??」
と言うことができました。
これ、いままで私が勝手に
「実の母が精神障害」って娘に言われたら
父はショックだろうと
思って、父に言えなかった言葉でした。
でも、
この言葉を言えたと同時に気づいたのが、
精神障害の祖母に、父は何も対処しなかった。
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そのせいで、私たちはとても大変だった
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だから、「父が嫌い」
というのが、「嫌いな原因」がわかっと同時に、
気持ちがスッキリしたんです。
このスッキリ感、いままで味わったことがなく、
言葉にするのが難しいんだけど、
慢性的にあった微妙な胃もたれが解消したような、
アレルギーで鼻の通りが90%だったのが、
酸素を100%吸えるようになったような、
「人生激変!」ではないんだけど、
かなり快適、みたいな感じです。
この出来事ははからずも、
両親とゆっくり過ごす時間ができたことで、
発生した会話。
いまでも父親のことを好きとは言えないけど
「嫌いではない」、「普通くらい」とまでは
思えるようになったし、
涙の量も格段に減りつつあり、
たぶん、父の話ではもう涙はでなくなると思う。
なんだかよくわかんないんだけど
この出来事のおかげで
私は、より羽ばたけるようになった気がしたので
今回、長々とメルマガでシェアさせてもらいました。
人生で一番の自己開示かもしれません。
最後まで読んでくれて
ありがとうございました。
それでは、またね!
まとめ
こんな感じでメルマガでは、「プライベートジェットに乗る」という
目標を叶えるべく、日々の気づきをシェアしています。
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