ナチュラルプロダクツエキスポ2019レポート アメリカの生理用ナプキン&タンポン事情

前回に続き、ナチュラルプロダクツエキスポ2019のレポート2です。
以前から、個人的に気になっていたもの、それは生理用ナプキン&タンポン。カリフォルニア州でプラスチックストローの使用禁止例が執行されたニュースも記憶に新しいところですが、
ナプキンにもプラスチック排除の波がきています。

日本でオーガニックの生理用ナプキンというと、私が日本にいる数年前に知っていたのは1種類のみ。
最近ではアマゾンジャパンでも、オーガニックコットンを使用した生理ナプキンでお馴染みの「ナトラケア」の取り扱いも始まったようで、以前よりも手に入れやすくはなったよう。

ちなみに、ナチュラルプロダクツエキスポ2019でも、ナトラケアのブースを発見。
プラスチックフリーを全面に打ち出した、ブースになっていました。


なぜ、プラスチックを使った生理用品がよくないのかをまとめると大きく2つあります。

1) 環境に悪い
タンポンのソケット部分はプラスチック、また大半のタプキンも石油由来のもので作られています。一人の女性が初潮から閉経まで使うナプキンの総数は一万数千個。プラスチック製品は生分解されるまで、100年単位で時間がかかります。そのため、計算すると自分が亡くなった後も、自分が使った生理用品の生分解に時間が必要ということに。

フォーブスジャパンにもナプキンの記事を発見!
https://forbesjapan.com/articles/detail/26242

2) 体に悪い
皮膚から有害物質を吸収する経皮毒。性器は腕の42倍といわれます。そこに月に一度、一週間近くに渡り石油由来の製品をつけておくのは、体に悪影響が。経皮毒については、否定する医師もいますが、悪影響がある可能性があるものは、できるだけ体から遠ざけたいもの。

アメリカのヘルス系記事では「The Diva Cup」のような、ナプキン&タンポンではなく、シリコン製の膣内に装着するカップを推奨しているところがほとんど。でもこれは、かなり抵抗のある人も多いはず。

そこで、環境&体のケアをしたい人には、まずオーガニックコットンのナプキンを選ぶということが手軽なステップに。アメリカの生理用品コーナーでは、ナトラケア以外にもたくさんのオーガニック&ナチュラル生理用品をみかけるように。ホールフーズではオリジナルで作っていたり、エレウォンほか、ナチュラル系スーパーでたくさん販売されています。

一般のスーパーでもよく見かけるナチュラル系ブランド「Seventhgeneration」。
こちらも、ナプキンを製造しています。

最近では、毎月ナプキンやタンポンを送ってくれるサービスも注目されています。
Cora」は、洗練されたデザインのオーガニック生理用品。100%ではないものの、オーガニックコットンとオリジナルの吸収体で構成された、極薄のナプキンが毎月届くもの。
ナプキンやタンポン、尿もれパッドもあり、どの製品を何日分選ぶかによりますが、だいたい毎月13ドル前後で1回の生理に必要な分の生理用品が届きます。
そして、自分が購入した金額の一部でインドの女の子に生理用品が寄付されます。

生理用品をいきなり全部違うものに切り替えるのはちょっと抵抗あるので、できる範囲でやってみるのがよいかなと。
個人的には、経血が多い前半は「オーガニックの使い捨てナプキン」で、後半は「布ナプキン」が快適でした。
ナプキンの消費もほんの数個でいいし、経済的。この方法にしてから、ムレやかぶれなどの生理中に起こりがちな不快症状が激減しました。

私は以前、「布ナプキン否定派」でした。だって、めんどくさいから。
でも、一度使ってみたらその快適さにすっかり虜。
まだ、未経験の人はぜひ、終わり頃の日に試してみてほしい!
後半に使う派なら洗濯は、軽く予洗いした後、洗濯機にポイッでOKです。

最近では、アメリカの生理用品売り場でも、布ナプキンが売られるように。
下の写真の青や赤い布で無造作にひっかけられているのが布ナプキンです。
使われている色がやたら濃い! 赤&青って、アメリカ星条旗の色w。

生理用品がいい方向に進化していて、うれしい限り!

YOKO KOYAMA

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